私とTOEICの関わり当サイトの趣旨を説明する前に、当サイトの管理人である私のTOEICとの関わりについて書いておきたいと思います。 初めてTOEICを受験したのは、初めての海外旅行でアメリカに行ってきた直後の、1989年でした。スコアは610点台。大学生だったこともあり数年間は毎回受験し続け、就職活動時(92年)には675点だったと記憶しています。その後内定した外資系企業でのIP(93年)で初めて710点台に乗り、入社直後の1ヶ月の海外研修等を経てスコアは795点になりました。外資系とはいえ、このスコアは決して低くはありません。私は安心して、TOEICの勉強から遠ざかります。社会人一年生として学ばなければならないことが他にも沢山あったのです。 ところが94年の秋にサンフランシスコへの海外派遣の話があった時、サンフランシスコ事務所側はTOEIC800点をボーダーラインとして5点差で私の派遣は見送られたのです。あれほど何回も受験してきたTOEICを、約1年間受験していなかった自分の浅はかさを悔やみ「直近のTOEICで800点を出す」と宣言しましたが時既に遅きに失し、別のスタッフがサンフランシスコに派遣されていきました。直後に受けたTOEICのスコアは810点。この結果、シアトルへの派遣が決まりましたが、この体験は私の中に強く刻み込まれました。 それから6年。私は更に数年間のキャリアを経てから留学してMBAを取得、アメリカで就職しました。2000年になってから日本に長期出張する機会があり、日本の同僚とTOEICについて話をしていて気づいたのですが、あれほど毎回のように受験していたTOEICを、もう5年くらい受験していないのです。最後に受験したの時スコアは885点。シアトルでの海外勤務が終わった直後でした。少し調べてみると、今はオンラインでの申し込みが可能であることや、試験の回数が増えていること等が分かり、早速オンラインで第78回試験に申し込みました。 7月の試験を受験して驚いたのは、携帯電話の電源をオフにしていることを確認したり、リスニング試験の最中も真夏はエアコンを動かすようになったことなどで、6年間で随分さまがわりしたように感じました。しかし試験の難易度については6年ぶりであってもさほど違和感を感じませんでした。
試験の1ヶ月後戻って来た結果は、リスニング490点、リーディング450点のトータル940点。パーセンタイルは99.4でした。感想としては「一安心」に尽きると思います。 ここまで記したように、過去11年間、私にとってTOEICという存在は、「英語を勉強する上で自分の実力を把握するための客観的な指標」でしたし、今後も「第三者が自分を客観的に評価する為の指標」として利用して行くことになると思います。 国際社会におけるコミュニケーションの手段として、21世紀前半のデファクトスタンダードが英語である可能性が高い以上、英語によるコミュニケーション能力を持った人材を求める組織と、その能力を提示したい個人の間のコミュニケーションを促進するために、TOEICという試験は今後とも益々重要性を増していくことと思います。このような状況の中で「英語コミュニケーション能力を確認する必要のある個人」が、TOEIC準備に要するエネルギーを多少なりとも軽減することで、TOEIC受験の向こう側にある夢の実現をサポートしたい。こうした趣旨でこのサイトは開設され、運営されていきます。 ただ一つだけ気をつけていただきたいのは、このサイトはあくまでも皆さんの水先案内人であるということです。 幸いにして、日本語でのTOEICに関するオフィシャル情報はTOEFLなどに比べて大変充実しています。公式サイトの情報はこのサイトに当然優先しますし、 TOEICを受験することに慣れてきたら、できるだけ公式サイトから最新情報を入手することをお勧めします。そして最新の情報や経験をこのサイトにフィードバックして下さい。そうした経験の蓄積は、将来TOEICを受ける方々の役にきっと立ちますし、そうしたサイクルが生じればこのサイトは益々便利になっていくはずです。 以上の趣旨をご理解頂いたうえで、「TOEIC受験者の広場」を有効に活用していただければ幸いです。
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